2023年11月~京都旅行

急に、西の方へ行ってみようということになり、車に乗って西へ向かった。

11月8日

お昼12時40分に東京を出発。2時半に駿河湾沼津SA。2時間走った頃だ。

K君の靴が痛いというので、靴を買うことにした。5時までに着けるところでちゃんとした靴が買えそうなところを考えたところ、浜松が良さそうだった。浜松に行くことにした。ここで浜松のホテルも予約した。

どこに行って、どんなところに泊まり、どんなものを食べるのか? 事前に何一つ決まっていない旅というのは、ワクワク・ドキドキするもので、とても刺激的だ。

夏のような日差しの中で黄昏れるお父さん。「パパー!」
サングラスの人は、果たしてタモリかみうらじゅんか? 髪が短いのでみうらじゅんではない。

浜松は平らな土地。新東名の浜松から、浜松市中心地の浜松駅まではちょっと離れているのだ。見渡す限り水平な土地を延々と1時間も走ることになった。

浜松駅ビルのABCストア。量販店というのではなくて、ちゃんとした靴屋さんといった感じの小綺麗なお店。関東ではこういうのはもう見ない。30年前のデパートみたいな感じだ。

ホテルに到着。

誰が決めたか三ツ星ホテル。ホテルコンコルド浜松。

立派なエントランス。

広いロビー。

銅像も大きなソファーもあるぞよ。全体が大理石的な内装。奥はティールームとカフェテリア&レストラン。

ツインルーム。シモンズのようなベッド。と思ったらやはりシモンズだった。家で毎日寝ているのもシモンズのベッドなので落ち着く。

窓からは浜松城が見える。

明治維新で破壊された後、1958年に再建された鉄筋コンクリート天守閣。明治維新では前政権である徳川関連施設の多くは破壊されているのだ。日光東照宮も維持費用がゼロになり荒廃したという。

夕食を食べに外に出ることにした。ホテルの1階敷地から撮った写真だ。(部屋からの写真はあまりうまく撮れてなかった。)

ホテル1階のレストランは今日は貸し切りだそうで、しかも18階のうなぎ屋は非常に混雑しているという。18階は以前はフレンチレストランだったそうだが、うなぎ屋に替えてから大繁盛しているらしい。

焼き鳥屋「もろ川」に来た。ホテルから徒歩で5~6分くらい。高級感が漂っている。

入口も高級感があり、対応も丁寧であった。期待が高まる焼き鳥屋さんである。

コースがお得というのでコースにする。内臓系は得意じゃないので、それを外してもうらよう頼んで、あとは全てお任せにした。目の前で炭火で焼いてくれる。

お酒はビールを飲んだ後にしばらくしてから頼んだものです。

これが本当の最初。

大根おろしは薄い出汁で味が付いていて、後で知ったけれどお代わり自由だそう。そしてサラダ。

はさみ。大きなお皿だけれど、端っこにのっている。

そして手羽先。手羽先には青のりが付いてきた。ふむ、青のりがなかなか良い。

一串ごとに新しいお皿に載せて出してくれる。こちらには柚子胡椒が付属。

厚揚げ。厚揚げには、プラス、しらがねぎ。

銀杏。この店では今の季節限定で出しているらしい。

これがこの店自慢のつくね。2本セットになっている。卵の黄身を付けて食べる。

ホテルに戻ることに・・・

夜道を歩く。

ホテルの目の前は、浜松城だ。夜もライトが付いていて歩けるようになっているようだ。

浜松城は、家康ゆかりの地であることは何となく知っていたが、ホテルを予約するまで隣が浜松城とは知らず、隣が浜松城でなければここには来なかっただろう。家康ゆかりのお城である。

浜松城から見るホテルは煌煌と光り輝いている。ホテルコンコルド浜松がちょっと神々しい感じになっている。

これはもしかして、コンコルド城か!?

こうして浜松城から見ていると、ホテルコンコルドもパワースポットみたいに見えてくるから不思議だ。

今日買ったK君の靴。バックスキンが素敵。ホテルの室内のインテリアにもフィットしている。

レト君と一緒に。(ぬいぐるみは僕が何となく家を出る間際に連れてきた。)

11月9日

朝が来た。

朝ごはんブッフェ。写真ではよく見えないけれど右奥にもいろいろと料理が並んでいて、その奥には料理人もいる。

すっきりとした明るいフロアの感じが良い。

これが目の前でオムレツを焼いてくれるというもの。プレーン、チーズ、青のりの3種から選べる。チーズにした。

僕は洋食風。オムレツ、ベーコン、ポテトサラダ、ハッシュドポテト、グリーンサラダに茹でコーン、クロワッサンとパン。

K君は和食。鰻まぶしご飯、ブリ照り焼き、餃子、豆腐、サラダ、味噌汁、などなど。

K君目線からのアップで。

さらに、とろろかけご飯。

デザート、抹茶のムース、パウンドケーキ、三ケ日みかんのスムージー。

お腹いっぱいになったところで、9時20分にチェックアウトして、さらに西へ進む。

京都へ到着

京都南ICを降りて少し走ったら、あっという間に東寺の五重塔が見えてきた。まずはここへ行くことにした。周囲は広いので駐車場はぐるりとたくさんある。

長い距離を走ってやっと京都にたどり着いたので、とても嬉しい。京都に来たという実感が沸いてくる。

昼ご飯は、東門を出て一番近くにあったお店に入った。時間も遅いので選り好みせず、時間優先で最初に見つけた店に入った。まあ、周囲には飲食店は無いのだ。

鴨せいろという。

(帰宅後に長男が教えてくれたのだけれども、この空という題字を書いた書道家は金澤翔子さんで、自宅からすぐ近くに彼女の画廊がある。地元の書道家の書が京都で暖簾になっているとは思わなかった。)

 

次は、ディープな京都へ行こうということで、定番ではあるけれど清水寺に行くことにした。僕は43年以上ぶりの第一種接近遭遇。

ここは車では容易に近づけない。一般道が、歩行者天国のようになっている。ここはまだ良いけど、その先の曲がり角は大変なことになっていた。

駐車場はどこも満車だったので、気が遠くなったが、一番奥へ登ったところにあった駐車場にぎりぎりで入ることができた。

平日にもかかわらず、大盛況である。8割以上は外国人ではないだろうか。

いやいや、疲れる、疲れる。ふぅ。

やっと、清水の舞台まで登ってきた。

ははははは。楽しいなぁ。

ほーっ。とても眺めも良いでござる。

少し奥へ行ってみよう。清水の舞台。

一人だけ、こちらを向いている・・・

皆が、うちのK王子を撮影しているわけではないですよ。

ここから飛ぶのはすごいことだ。もう少し木が茂っていたにしても。

「ほえー」

少し歩いてみる。日曜日のお昼に、原宿駅の向こう側からNHKホールへ歩くのを経験していればこそ、何とか踏破できる。

京都東山区、二寧坂(にねいざか)。二寧坂の傘屋さんのお姉さんがカメラ目線で応えてくれた。

今日も、暑い、暑い。気温は24℃以上はあるようだ。11月なのに。

抹茶ラテを飲む。そして飲みながら歩く。後で知ったが、GongChaという店であった。タピオカミルクティーて流行っていた店らしい。

今日は京都左京区の大原の宿。大原三千院の近く。大混雑の中を越えて来たので、山深い自然の中はほっとする。山深いと言っても京都の中心地から車で30分程度である。

大原の里 民宿大原山荘。屋外の温泉棟から母屋を見る。

質素な部屋であるが内装がきれいになっていて気持ちが良い。

すぐに温泉に入った。温泉は、室内の大きなお風呂があり、ドアを開けたところにはちょっとぬるい源泉もあり、脱衣所も広くゆったりとしていて、気持ちが良かった。弱アルカリ泉だそうだ。

そして18時半になると、もう夕ご飯の時間だ。

夕食の大広間も心地よいお部屋。地鶏の味噌鍋。紫蘇のチューハイ、紫蘇のにゅうめん、と、この辺りでは紫蘇(しそ)が名産らしい。

アルバイトっぽい地元の学生さん風の方々が、とても手際よく準備していて、感じよく接待してくれるので、とても嬉しい気持ちになる。

鶏肉もとてもおいしくて、鍋に沈んでいて少し煮すぎちゃったかなと思っても、固くならずにふんわりしていた。

甘露煮とか昆布巻きとか、ちょっとお酒を飲むには良い感じだ。

今日は普段はあまり飲まない濁り酒にしてみた。京都のお酒、玉乃光である。

朝が来た

朝ごはん。湯豆腐。ブリ照り焼き、たまごかけご飯、海苔、漬物。などなど。

にっこり。

今日は雨だ。

早く止んでくれよう。

9時半にチェックアウト。まだざーざー降っている。

大原三千院へ向かうところ。車を止めて歩く。雨は少し小降りになってきた。

途中に出世稲荷神社という神社があって、そこの境内で梅の花が咲いていた。どう見ても梅だった。寒い日が続いてから、ここ数日の20℃を越える陽気が花を狂わせたのだろうか。

大原三千院

「京都、大原三千院、恋に疲れた女がひとり・・・」という古い歌を思い出す。

ここまでは静かな人のいない道だったが、大原三千院の目の前に来ると、真下の坂道からバスを降りて階段を上がって来た大群がやって来た。

寺院内は撮影不可だが、庭は撮影できる。

お庭には、赤いもみじの絨毯が出来ている。

わらべ地蔵がいろんなところにいる。よく見えないかもしれないが、小さな石は皆小さなお地蔵さんである。

K王子。

10時から11時半くらいまで見て回った。庭は広くて綺麗だ。

今朝はたくさん食べたので、昼は2時くらいでもいいかな、ということで、再び京都の中心地へ行ってみることにした。

八坂神社に来た。雨は止んだ。

そしてまた、ちょっと移動する。レト君もドライブを楽しんでいます。

田丸弥に来た。お菓子と食事の店。13時30分にお店に入った。席が空くのをちょっと待つ。

K君は修学旅行のリベンジで、湯葉にゅうめん。

僕は穴子ちらし。高野豆腐はお砂糖が入って少し甘い。これが京都のナチュラルな感じなのか? その辺は分からないけれども。

この日の夜は、高速道路のフードコート。僕はラーメン「らぁ麺 MORIZUMI」で、チャーシュー醤油らぁ麺。煮干しなどの魚介系スープ。K君は「こめらく 海鮮茶漬けとおむすびと。」という名前の店。しゃけいくらごはんに出汁が付いている。それと、明太子おにぎり。

2023年11月の短い京都旅行でした。

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